アラゴやその他のジャンルについて喋っています。
2012
クリア記念に妄想短文。ネタばれあるのでご注意ください!
じゃあ家治さんで、と未来は言った。
将軍とは知らずに問い詰めをした時ならばまだしも、彼は家治が幕府の頂点に立つ者だと知った上でそう言ったのである。隣に立つおときが感心と呆れを同時に流していたのが目に入った。
「だって家治さんが将軍様じゃなくて家治でいいっていったし、そう呼んだらダメなの?」
「…普通はそう言われても、さっきの未来さんみたいに将軍様や家治様とお呼びすると思いますよ」
本人がああ言ってるのに?そういうものなんです!そうなんだ、大変だね…。未来さんって時々度胸ありますよね。それって褒めてる…?と2人の会話は続いている。
「……」
ふと興味を抱いて御庭番たちに調べさせた結果は大いに愉快なもので、実物も大層面白い。封建制度のこの世において、明らかに身分が下の者が将軍を問い詰め、なお且つさん付け呼び。老中達が知ったら無礼者と騒ぎ立てるに違いないが、幸い此処には家治と未来、おときしかいない。本当は家治を守る御庭番が身を隠しているのだが、彼らは気付いていないようなので、そっと目配せをしてそのままにしておいた。
***
「いやあ、なかなか面白い連中だったな」
「…お戯れもほどほどにしてくださいませ、家治様」
「何を言う。事件が解決すれば有難いことではないか」
「それはそうですが、そろそろ城の者たちの胃に穴が開きまする」
「それは困るな。飯が美味くなくなって大変だ」
「………」
じろりと睨んでくる御庭番の無言の小言など、何処吹く風のように笑い流し、家治は彼らが去った方へと目をやった。
「あのおたまという女子もただ者ではないようだし、また会うのが楽しみだな!」
*
未来が将軍様を他の人を呼ぶのと同じように「~さん」って呼んでるのを知ったら、おそらく今一さんを筆頭にみんなに怒られる。か、おときのような反応されるんだと思う。
4話でのおときの反応を見て、未来は(やっぱりテレビみたいに将軍様って偉い人だから「さん」呼びはまずいかな?)とか思ったのではないかとちらりと思って。
でも多分またさん付け呼びするんじゃないかな。ぜひして欲しい。5話やるのが来月になるので地味につらい…。早く5話やりたい!!!!
将軍とは知らずに問い詰めをした時ならばまだしも、彼は家治が幕府の頂点に立つ者だと知った上でそう言ったのである。隣に立つおときが感心と呆れを同時に流していたのが目に入った。
「だって家治さんが将軍様じゃなくて家治でいいっていったし、そう呼んだらダメなの?」
「…普通はそう言われても、さっきの未来さんみたいに将軍様や家治様とお呼びすると思いますよ」
本人がああ言ってるのに?そういうものなんです!そうなんだ、大変だね…。未来さんって時々度胸ありますよね。それって褒めてる…?と2人の会話は続いている。
「……」
ふと興味を抱いて御庭番たちに調べさせた結果は大いに愉快なもので、実物も大層面白い。封建制度のこの世において、明らかに身分が下の者が将軍を問い詰め、なお且つさん付け呼び。老中達が知ったら無礼者と騒ぎ立てるに違いないが、幸い此処には家治と未来、おときしかいない。本当は家治を守る御庭番が身を隠しているのだが、彼らは気付いていないようなので、そっと目配せをしてそのままにしておいた。
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「いやあ、なかなか面白い連中だったな」
「…お戯れもほどほどにしてくださいませ、家治様」
「何を言う。事件が解決すれば有難いことではないか」
「それはそうですが、そろそろ城の者たちの胃に穴が開きまする」
「それは困るな。飯が美味くなくなって大変だ」
「………」
じろりと睨んでくる御庭番の無言の小言など、何処吹く風のように笑い流し、家治は彼らが去った方へと目をやった。
「あのおたまという女子もただ者ではないようだし、また会うのが楽しみだな!」
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未来が将軍様を他の人を呼ぶのと同じように「~さん」って呼んでるのを知ったら、おそらく今一さんを筆頭にみんなに怒られる。か、おときのような反応されるんだと思う。
4話でのおときの反応を見て、未来は(やっぱりテレビみたいに将軍様って偉い人だから「さん」呼びはまずいかな?)とか思ったのではないかとちらりと思って。
でも多分またさん付け呼びするんじゃないかな。ぜひして欲しい。5話やるのが来月になるので地味につらい…。早く5話やりたい!!!!
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